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<潜水士試験の詳細>
1.潜水士とは
業務を目的として、潜水器を使用しボンベやコンプレッサーなどからの給気を受けながら
潜水を行うダイバーの事を指します。
具体的には、各種の潜水作業や潜水調査、潜水漁業(素潜りを除く)、ダイビングインスト
ラクター/ガイド、消防や警察のレスキュー、水族館などでの水槽内作業に従事する場合等
には潜水士免許(国家資格)が必要です。
(安全衛生法第61条、労働安全衛生法施行令第20条第9号、高気圧作業安全衛生規則
第12条)
2.試験の概要
潜水士試験は筆記による学科試験のみで、実技試験はありません。学科試験は「潜水
業務」、「送気、潜行及び浮上」、「高気圧障害」、「関係法令」の4科目から出題されます。
試験はいずれの科目についても5者択一のマークシート方式で、正解が各科目40%、
かつ全科目で60%が合格ラインとなります。
3.受験資格
制限は一切ありません。
ただし、18歳未満の場合は、18歳に達するまで免許交付を受ける事が出来ません。又、
身体が不自由な場合には、従事できる作業が制限される場合があります。詳細に関しては
財団法人安全衛生技術試験協会(電話:03-5275-1088)までお問い合わせ下さい。
4.受験申請及び試験場所
受験申請及び試験は全国7ヶ所の安全衛生技術センターで行っています。受験申請する
場合には、受験を希望する安全衛生技術センターに受験申請書を郵送するか、又は持参
します(受験申請用紙は各安全技術センターの他、各都道府県労働基準協会で頒布して
います。なお、身体に障害があり、受験の際に特別な配慮を希望する場合には、その旨
各安全衛生技術センターに申し出て下さい。
5.受験申請書の受付期間
受付期間は、郵送で申し込む場合、試験日の2ヶ月前から14日前まで(当日消印有効)、
直接持参する場合には2日前までとなっています。
6.試験結果の発表
試験の結果は、「免許試験結果通知書」によって直接受験者に通知されます。なお、
その際、不合格者には得点も通知されます。
7.試験の内容
出題される科目と試験範囲は以下の通りです。
試験科目 |
試験範囲 |
潜水業務 |
・潜水業務に関する基礎知識
・潜水業務の危険性及び事故発生時の措置 |
送気、潜降 及び浮上 |
・潜水業務に必要な送気の方法
・潜降及び浮上の方法
・潜水器に関する知識
・潜水器の取り扱い方 ・潜水器の点検及び修理の仕方 |
高気圧障害 |
・高気圧障害の病理 ・高気圧障害の種類とその症状
・高気圧障害の予防方法 ・救急処置
・再圧に関する基礎知識 |
関係法令 |
・労働安全衛生法 ・労働安全衛生法施行令 ・労働安全衛生規則 ・高気圧作業安全衛生規則 ・・・のうちの関係条項 |
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